野沢雅子、古谷徹、小山力也―声優が語る「成りきり」 ~NHK ディープピープル~ [8月22日]

毎週月曜日よる22時からNHK総合TVにて放送中のかつて無いDeepなトーク番組「ディープピープル」。
同番組では毎回、同じジャンルで活躍する一流のプロフェッショナルフェッショナル3人が司会などを介さずに、当事者でしか分かり合え無いような臨場感の在るトークが楽しめる番組とのこと。

8月22日(月)放送分テーマは「ヒーロー声優」。ゲストは、ガンダムのアムロ・レイなどが代表作の古谷 徹さん、アメリカの人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」の主人公、ジャック・バウアーの吹き替えでもおなじみの小山 力也さん、そして誰もが知る声優界の重鎮、代表作はやはりドラゴンボールの孫悟空か野沢 雅子さんの御三方となる。

声優は普通の俳優と違い、声だけで自分とは年齢や容姿、時には性別さえ違うキャラクターを演じなければなら無い。
大量の人に愛される「ヒーロー」に、3人のトップ声優はいかになりきってきたか。

古谷は台本に集めうるかぎりの情報や主人公の心情などを書き込むという。
さらに主人公と似た服装や髪型に収録に臨み、心身ともにヒーローになる。

野沢はかつて「あらいぐまラスカル」のラスカルを演じた時、動物園に何日も通いあらいぐまの鳴き声を会得したエピソードを披露。

小山は海外ドラマ「ER」で緊迫した救急医療の現場で働く医師のアフレコをするにあたり、会話の中で飛び交う薬品の種類や効能を図書館に行って調べていたという。
薬の緊急度や緊迫性を理解し、それをセリフに反映させるためだ。
映像の裏に隠れた声優たちの知られざる努力が語られる。

3人が演じるヒーローは大量の場合、物語の主役で在る。
技量論からさらに深まり、トークは主役としての現場をどうまとめていくかリーダー論にまで及んだ。

アニメ草創期から活躍する野沢はテストの時も本番と同じ音量で役に臨む。
テストでセーブすると相手役が新参者だった場合、本番で急に音量が大きくなると対応できず戸惑うのを防ぐためだ。

小山はまちがった時ははっきり大きな声で謝ることを先輩から学んだという。
そして古谷は主役は座長であり、全体を把握している必要が在ると語る。
「聖闘士星矢」で主人公ペガサス星矢を演じた時は、自分の出番が無い日もスタジオに現れ共演者とともにブースに入ったという。

ヒーローにかける哲学を熱く語った。


(野沢雅子代表作)



(古谷徹代表作)



(小山力也代表作)


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